sassounoblogのブログ

少年野球を終えたパパのブログ

少年野球チームにはいつから入るべきか

何歳から少年野球チームに入るべきか?
早ければ早いほどいいです。
できれば、小学校入学前がいい。都内であれば、なおさらのことです。
小学校入学前にできる限り、運動神経や運動能力を引き上げる必要があるからです。
神経系統がもっとも伸びる時期にどれだけ運動したかが大事だと思います。
保育園や幼稚園の年中、年長さんの時期に小学生と一緒になって運動する、都内だとあまりないのではないでしょうか?
ちょっと上の子たちと遊ぶ、特にスポーツをやっている子と遊ぶ、このことが、運動神経を磨くことに繋がると思ってます。
だから、少年野球チームに入るのは早ければ早いほどいい。そう考えてます。
小さい頃に運動神経を磨く環境があるかどうかです。
少なくとも、僕が見てきた10年の経験でも、実際に早く始めた子の方が、圧倒的に野球がうまいことが多かったです。
年長の5歳から野球を始めた子は、6年生チームのレギュラーに4年生からなり、6年生には地区代表選手に選抜され、中学も強豪中学チームで活躍しています。

3年生の半ばから野球を始めた子は、4年生になっても、キャッチボールに不安があり、下の学年の子に勝てず、試合には出たり、出れなかったり、中学もBチームで出れたり、出れなかったりという状況が多いように思います。

また、少年サッカーやバスケなど、他のスポーツをやっていて、チーム運営がうまくいかず、少年野球チームに5年生から入ってきた子は、6年生になる頃には、レギュラーとして活躍してました。

生まれつきの才能は変えられませんが、統計もデータもありません。しかし、感覚的には早く始めた子の方が、圧倒的に有利でした。

ただ、この時期は野球の練習というよりは、野球を通じた遊びの時間、特にグランウドでたくさん遊ぶこと。ボールを投げる、捕るだけではなく、追いかけっ子や、昆虫取り、砂いじりなども運動神経を上げてくれると思います。

バッタなどの昆虫の動きを目で捉え、反応する、砂いじりで指先の感覚を磨く。このような行動は、人が生物であるならば、自然の中で生きていくための運動神経を磨くための本能のようなものではないでしょうか?

また、小学生に混じって、マネすることも運動神経の限界値を上げることに役に立つように思います。
そして、1、2年が過ぎる頃には、いつの間にか、真っ黒に日焼けした野球少年となっています。
この頃には、小さな身体にも関わらず、高学年が打った高速の打球にも反応を示し、ショートバウンドにも屈しることなく、果敢に打球に突っ込んでく子も出てきます。
この状態を遅くとも2年生ぐらいまでに仕上げたいところです。

その後の指導は、野球の様々なシーンの動きを1つ1つ確認していく作業になります。そして、その動きはプロ野球選手と全く同じ動きをまねすることが最も効果的です。
今はユーチューブで何度も繰り返し、プレーの瞬間を見ることができます。

パパができることは、正面の打球、左右の打球、さまざまな方向に走って捕るフライ、バンド、セーフティバント、タッチプレー、素早い牽制球などなど、1つ1つプロ選手の動きを脳裏に焼き付けるほど、繰り返し見て、我が子の動きと何が違うのか、細部までチェックできる力がほしいです。

残念ですが、少年野球の指導者に野球の動きに関して、研究をしている方はあまりいません。少なくとも私が携わった10年間一人もいませんでした。

多くのチームで行われていることは、投げ方、特に肘の高さ、捕り方、特に正面で両手で捕る、これこそが野球の基礎であるとばかりに練習します。

野球の動きについて、特定の部分だけに注目することは、動きの本質を間違えてしまいます。肘が上がる瞬間の高さだけに注目するのではなく、そこに至るまでの頭から足までの全てに着目し、一流選手とどう違うのか、比較して検証する必要があります。

これができるのは、パパなのではないでしょうか?
先日、元プロ野球選手のピッチャー、元プロ野球選手で監督まで努めた方のケガをしにくい投げ方の動画をみていました。一部分だけですが、プロ野球で長く活躍されている方の動きの一部分を取り上げ、解説してましたが、エビデンスベースの話もなく、あまり、一般の方と対して変わらないような感じでした。そんなものです。

また、プロ野球選手を多く育てた有名指導者でさえ、投球フォームをいじることは怖くてできない、と言っているぐらいです。

結論としては、早く野球を始める。そして、運動神経を極限まで高める。
小さい頃に運動神経を高めておかないと、パパが脳裏に焼き付けても、思うような動きになりにくいのではないかと思っています。
人には数百の筋肉があり、その一つ一つをスムーズに動かす、この運動神経が発達していないと、ある筋肉は思うような動きをしてくれない、これでは、技術の習得に支障があるのではないでしょうか?