sassounoblogのブログ

少年野球を終えたパパのブログ

ピンチはチャンス

 僕がこれまで見てきた少年野球チームは、バッターをアウトにする練習に偏っています。ランナーをアウトにする練習をすることがほとんどありません。

 また、キャッチボールができれば、0点に抑えられるといった、キャッチボールに過度の期待をし過ぎています。、野球を教えられない、知らない方が指導していることが多いです。
 
 私ならば、牽制、タッチプレー、ラウンダウン、ランナー付き投内連携を必ず練習します。
 ランナーをアウトにすることを覚えさせます。そして、そのために必要なスキルを細かく教えていきます。
 最悪の場合、暴投による1点を防ぐため、投げさせない野球を教える方もいます。そういった指導者が中学、高校へ通じる野球を語るのは違和感しかありません。
 
 本題ですが、満塁の場面では、バッターを含めて、アウトにできる相手は4人います。ランナーをアウトにするチャンスはランナーなしに比べて、4倍取りやすい場面です。
 なぜ、バッターだけに集中するのでしょうか?気を抜いているランナーは1人もいないのでしょうか?
 
 以前、ピッチャーがバッターに集中しているかのようにみせかけ、2塁ランナーのリード大きくなったところで、逆牽制を決めた場面がありました。

 低学年でもサラッと決めてみせました。中学、高校はあっという間に終わります。小学生のうちに出来る限り野球スキルを身につけ、ランナーを置いた場面で様々な選択肢を相手の動きを観察できる状態で、上に送り出した選手と、ただ単に、キャッチボールやバッティングしかやらずに、上に送り出した選手とでは、1試合中に得られる経験値が変わってくるのではないでしょうか?と思っています。